18日、仕事疲れを癒すために家にいようか、迷った末に、やっぱり行った方が精神衛生上いいので「ぽえ茶」へ。

駅のホームで、2羽のカラスがビルの上で不思議な声で啼き交わしているのをぼんやり眺めていると、「あのカラスはね、夫婦なんだよ、一生添い遂げるの」と隣に座っていたご婦人が。
そういえばそんな話を聴いたことがある。私はそんなにしげしげ2羽を見つめていたのか。
こんな時、詩が浮かびそうなのだけど、このごろはダメみたい。

このごろは神経の入れ替わり方がおかしく、日曜の朝なのに、胃がぐっとせり上がるくらいに緊張していた。そしていつもは緊張する外出なのに、異様にゆったりした気分で、したがって5分ほど遅刻してしまう。

会場のコーヒーtoshiさんについて、出されたワカメマヨパンが実に美味しくってびっくりというか夢中で欠食児童のように、プリンやミルクパンとともにむさぼってしまう。胃腸炎も病み上がりなのに、大丈夫か私。ペンギン

「ぽえ茶」でのトピック。
いつもの常連さんは少なかったのだけど、仲さんがいらした。
素敵な鉄琴を鳴らしながらの朗読やトークをなさる。雑談で現代詩フォーラムなどの話が興味深かった。

林本さんは2ヶ月ぶり。やはりこの方がいると安心する。
「おまえ、うまそうだな」という絵本を朗読なさった。ひきこまれる。
朗読劇の練習をされているとかで、ますます朗読に磨きがかかった気がする。

なんと、みやじまさんが朗読デビューをなさった。「自分をあんぽんたんだと思っている」という人のエッセイを読まれる。書名を失念(失礼!)個性的な文章、独特の雰囲気が伝わった。

古村さんは詩のボクシング奈良大会に最近出場されて、とても意欲的。
みおさんは、ロックを感じる詩を朗読される。
ほりばさんは、いつもながら言葉の跳躍力を感じる詩。

みんな、しっかり「詩的」している。

私は、旧作を詠む。
宿題の「あしながばち」「ピアス」「フランス人」を織り込んで、即興でショートショートを試みるが、ちょっと崩壊。「ピアス」のキーワードを忘れ、あわてて付け足す始末。

メールマガジンの告知をしたら、「登録したよー」と複数の声が。
いいひとだ。なんていい人たちなんだドキドキ大

欠席のこうさんからお土産にいただいた、チョコクッキーは、元気印の味がした。その日を境に、雲が晴れ渡るように体調が回復した。

「ぽえ茶」は私の、精神安定剤なのだった・・・。