物事には始まりがあれば、かならず終わりがある。
どんなに楽しいことでも、いつかは終わってしまう。

わかっているつもりだったけど、もう少し続くと思っていた「続・ぽえ茶」が終わってしまった。
雨の種が尽きないかのような梅雨の末期、しばしぼうっとしている。

主宰者の方や周りの人の温かさにに甘えさせてもらってたのだな、と思う。
自分は自分で、もっと発信していかなければ、とすこしは動き始めた矢先だった。

ことばを宝石のように愛しく思う瞬間がある。
そんな瞬間を味わいたい、誰かと分け合いたい、そんな思いで詩を書いて朗読している。

朗読しているなかで、むしろ人と人とのつながりが得難い宝石のように思えてきた。
不思議だけれども、いままでで一番、人と繋がりたいし、コミュニケーション能力は乏しい自分だけど、もっと能力を身に着けたい、と願うようになった。

やりたいことが目白押しの状態、でも一ぺんにはできないし、頭も身体もパンクしない程度に、ひとつひとつ優先順位を並べ替えながら、進めていく。


* * *


スピッツの「魔法の言葉」と言う歌が気に入っている。
草野マサムネは、さりげない言葉を宝石に変える、魔術師だと思う。

「また会える、約束しなくても」